沖縄県立博物館が新都心に移転、そして沖縄県立美術館がオープンして早1年。博物館が首里にあった頃は何度か行った事があり、小学校の頃「恐竜展」を見に行った事を今でもよく覚えています。
新しくオープンしたニュースを見ていると凄い人出だったので、落ち着いてから行こうと思っているうちに、あっという間に1年経ってしまいました。
今年の夏、海洋博や浦添美術館で行われていた「ダリ展」の最後の特別展が先月、博物館で開かれていると聞き、やっと行ってきました。
あのサルバドール・ダリが1975年の沖縄国際海洋博覧会で彫刻「SUN GOD RISING IN OKINAWA(沖縄の海より出ずる太陽の神」を発表。第二次世界大戦の戦場となった沖縄の海から人魚に見立てた太陽の神が平和を願い、海から浮上してくる様子を表現した作品で、二度と戦争を起こさないようにという願いが込められた作品だそうです。
なかなか凄い迫力だったのですが、もちろん撮影はNG。
この後、近代的で美しく生まれ変わった館内をうろうろしました。
無料スペースの中で一番気に入ったのは「情報センター」。沖縄関係の本がたくさん揃っていて、パソコンでいろいろな映像資料を見ることができました。まだ全部揃ってはいないようでしたが、本島だけでなく離島のお祭りや文化、暮らしの様子が見れて楽しかったです。
博物館・美術館に関連したグッズや書籍を販売しているショップも楽しかったです。琉球漆器を使ったUSBメモリが凄くキレイで気に入ったのですが、万単位でかなり高価だったので、泣く泣く諦めました。
「ふれあい体験室」は、体験キットを使って沖縄の歴史や生活の知恵を遊びながら学べる施設。学校とかクラス単位で利用できるようなのですが、これは大人も結構楽しめるんじゃないかな。
昔おばあちゃんのお家にあった日用雑貨とかもあって懐かしかったです。私の小さい頃に欲しかったなぁ。
そんな感じで館内を探検した後、いざ博物館へ!と思ったのですが、無料スペースを見ているだけで時間がかかってしまい、歩き疲れてしまいました…。
中をじっくり見て回ると半日がかりとも聞いているので、もっと時間がある時に、ゆっくり1日かけて回りたいと思います。
ちなみに、「ダリ展」はもう終了しましたが、今月は開館1周年記念の特別展「蘇る琉球王国の輝き」を開催しています。興味のある方は、時間にたっぷり余裕を見てお出かけ下さいませ。
沖縄の歴史・文化を堪能度 | ★★★★★ |
無料スペースも楽しめる度 | ★★★★★ |
「沖縄県立博物館・美術館」 | 大きな地図で見る |
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